枯露柿に使用されている「甲州百目柿」は渋柿の王様ともいわれ、渋柿の仲間で、山梨県の特産品です。「百目」とは「百匁」(ひゃくもんめ)をもじったもので、重さのこと。今の単位に直すと、約375gになります。甲州百目柿は、通常でも350~400g、大きなものだと500g位になる大型の柿なので、その大きさが名前の由来と言われています。

ヘタと皮は機械を使ってきれいに取り除きます。

左側は、ヘタ部分を剥く機械です。

右側は、柿の皮を剥く機械です。

多いときは、1日に400~500kgの皮を剥きます。

 

 

 


 

実際に機械にセットして皮をむいている様子です。

硫黄を使ってあぶる「燻蒸」をします。黒くならないいわゆる「色止め」で鮮やかに仕上がります。

干し柿を生産する方は、天日干しにするケースが多いですが、当社では独自設備内で乾燥させます。天日干しと比べ、干し柿にするまでの時間の短縮できるので、他社より早期に市場に供給することができ、またカビが発生しにくい環境なので衛生的にも優れております。

1つずづ丁寧にラッピングして完成となります。